考えてますか?親が死んだあとのこと

実家を売るべき3つの理由|親の家を片付ける最速の方法

ついこの前、祖父が84歳で亡くなったばかりだと思っていたのに時が経つのは早いもの。たまに実家に帰ってみれば、両親が年々着実に老いていっているのを見るのがつらい。

 

考えたくはありませんが、祖父のときと同様、両親ともいつかはお別れしなければなりません。だからこそ、元気なうちにできる限りの親孝行をしなければと焦っています(汗)。

 

それと同時に、親が亡くなったあとのことを考えるのも遺された者の大事な責任。つまり、「相続」について他人ごとでなく真剣に考えないといけないなと思うわけです。

 

どうする?親のいなくなった家

実家を売るべき3つの理由|親の家を片付ける最速の方法

とある相続の専門家によれば、現代の日本の典型的な相続パターンは、「夫に先立たれてひとりで暮らしていた母親が、子ども2〜3人を遺して亡くなる」というものだそうです。

 

母親がだいたい80〜90歳代の頃に亡くなり、相続人の子どもたちはすでに別の場所で居を構えているパターンが多いのだとか。

 

そうすると問題になるのが、親のいなくなった実家をどうするかということ。

 

たとえば関西出身の私の場合、すでに実家から遠く離れた千葉県で持ち家を構えているのですが、一人っ子なので「親が死んだあとの実家をどうするか」は将来的に頭の痛い問題になりかねません。

 

私に限らず、高齢の親を持ち実家が現住所から離れた場所にある方にとってはとても気になる問題なのではないでしょうか。

 

思い出の家を残しておきたいけど…

実家を売るべき3つの理由|親の家を片付ける最速の方法

かつて親と一緒に過ごした思い出の詰まった実家――
親がいなくなり空き家となってしまったこの実家を、今後どう扱うのかを決めなければなりません。

 

もっとも、他人にとっては世の中にいくらでもあるような家だとしても、そこで育ったあなたにとってはかけがえのない思い出の詰まった家。
できればそのままの状態にしておきたいと思うのは、いたって自然な感情です。
ついつい空き家のまま放置してしまうことも珍しいことではないでしょう。

 

実際、日本では少子高齢化と核家族化にともなって、親が死んだ後に空き家となる家が年々増えており、過去20年間でも毎年約100万戸も空き家が増えているそうです。

 

しかし、そうして空き家が増えるにつれて、問題もまた多くなってきているのです――

 

空き家のまま放っておくと取り壊し!?

実家を売るべき3つの理由|親の家を片付ける最速の方法

どういうことかというと、空き家のなかには管理がずさんだったり老朽化が進んでいるために倒壊のおそれのあるものが少なからず存在します。
従来、行政はそういった危険のある空き家に対して手出しができませんでした。

 

しかし、2015年5月から「空き家対策特別措置法」が施行されたことで、今後は大きく流れが変わります。
この法律により、市町村が「特定空き家」と判断した場合、所有者に撤去や修繕の勧告や命令ができるうえ、命令に従わない場合や所有者が不明の際には、強制的に撤去できるようになったのです。

 

もっとも、行政がこのような干渉を行うにしても手間や費用がかかりますし、危険な空き家ばかりではありませんから、あなたの実家が空き家となったとたんに対象となると決まったわけではありません。

 

重要なのは、世の流れとして、親が亡くなったあとその実家をどうするかの判断をずるずると先延ばしし、空き家のまま放置しておくことに対する風当たりが次第に強くなっているということです。

 

実際、固定資産税の減額措置(住宅の建っている土地は更地に比べ固定資産税が1/6から1/3に減額される)の見直しが検討されており、保存しておこうにも従来より大幅にコストが増大しそうな流れなのです。

 

取りうる選択肢はこの3つ

このように、空き家のままにしておくという選択肢はかなり厳しくなってきました。
親が亡くなったとき、自分や兄弟が実家に戻って住むことができるならいいですが、それが無理なら考えられる選択肢は以下の3通りです。

 

貸家として、誰かに貸し出す
家を取り壊し更地にする
売却する

 

それぞれの有効性について見てみましょう。

貸家にする

思い出の詰まった家を取り壊すのは忍びない、あるいはまだ建物としてしばらくは十分に使える水準にあるというなら、貸家として誰かに貸し出すというのは良さそうな手ですね。

 

思い出の家を他人が使うことになってしまいますが、なくなってしまうよりはマシという考え方もできます。
なにより、家賃収入が入ってくるというのは実に魅力的です。

 

もっとも、必ずしもうまくいくわけではありません。
場所によってはそもそも借り手を集めるのが非常に難しい場合がありますし、人に貸すなら不具合や痛みのある箇所の修繕なども必要になってきます。
貸し出してからも、入居者から家賃をしっかり回収しなければなりませんし、いざ物件を処分したくなったとき、退去をお願いするのも一手間です。

 

“不労所得”として不動産収入に憧れる人は多いですが、美味しいところばかりではなく、現実はかなり地味で大変なのです。

 

家を取り壊し更地にする

 

貸家にしようにも借り手が見つからない、かといって保存・維持するのも現実的に難しいとなれば、つらいですが家を取り壊すという選択肢もあります。
これなら、上で説明したような危険な空き家となって「空き家対策特別措置法」の対象になることはありません。

 

しかし困ったことに、撤去費用がかかるのに加え、土地は更地にしてしまうと固定資産税が3〜6倍に跳ね上がってしまいます。
空き家のまま維持するにもそれなりの費用がかかりますが、わざわざ撤去して土地だけにしてもなお、けっこうなコストがかかるのです。

 

更地にした後なんらかの形で土地を活用できる目処があるなら問題ないですが、有料駐車場などに転用して有効活用できるような土地はごく一部にすぎません。
この選択肢も貸家の場合と同様、その土地がどこにあるかに大きく左右されてしまいます。

 

売却する

 

最も現実的で有効な選択肢、それが「売却」です。

 

たしかに、思い出の詰まっている家ですからためらう人は多い。
親に悪いような気がすると言う人もいます。

 

しかし、亡くなった親としては自分のことで子どもを煩わせるようなことはしたくない。過去に囚われることなく、これからの人生を生き生きと歩んでほしいと願っているはずです。

 

だからこそ、「親が死んだとたんに売り払うなんてあまりにドライすぎやしないか」などと考える必要はなく、「有効な選択肢」であるなら真剣に検討する価値があるのです。

 

それでは、「売却」がどのような理由で有効な選択肢であるといえるのでしょうか。

 

家を売るべき3つの理由

ここまで説明してきたように、親が亡くなって実家を相続したとしても、

空き家のままで維持するのが厳しくなる

「空き家対策特別措置法」や固定資産税の減額措置の見直しが検討されている

 

更地化すると固定資産税が3〜6倍に上昇

空き家の管理コストをなくすために家を取り壊しても、今度は土地の管理コストが高くついてしまう

 

貸家などでの活用の難しさ

借り手を探す困難や、管理していく手間やコストがついて回る

 

相続後の実家維持のためには、こういったネガティブな要素がつきまといますが、売却すればこれらとは無縁です。

 

しかも、ひとたび売却してしまえば離れた地のことを気にする必要なく、いまの居住地での生活に集中できるわけです。

 

より早く、確実に売るなら専門業者を

実家を売るべき3つの理由|親の家を片付ける最速の方法

地元の家や土地を売ろうということになったとき、多くの人はその地での人脈を頼るものです。
たしかに、親が亡くなったばかりなら親戚や近所の人などとのつながりもまだ失われていないでしょうから、誰かしらに譲ることもできるかもしれません。

 

ただ、それでうまくいくのはあくまで幸運なケースでしょう。
どんなに親戚・知人が多い人でも、数に限界があるからです。

 

それよりももっと「大きい市場」にその家を出したほうが、より早く、確実に買い手を見つけられやすいのは言うまでもありません。

 

つまり、不動産の専門家にアドバイスを求めたうえで、その業者の力を借りて売却するのです。
しかも、1社に絞るのではなく複数業者に話を聞くことで、さまざまな情報を比較検討することができます。

 

1社ずつ不動産業者にあたるのは面倒?その心配は無用です。
いまはインターネット上に不動産一括査定サービスというものがあり、そこを通じて申しこむだけで、複数業者に相談が可能なのです。

 

いま一番人気の不動産一括査定サービスは?

そんな不動産一括査定サービスで現在もっとも評判を集めているのが、NTTデータが運営しているHOME4U(ホームフォーユー)というサービス。

 

実家を売るべき3つの理由|親の家を片付ける最速の方法

 

近年、不動産のオンライン査定サービスが増加傾向にあるのですが、このHOME4Uはすでに14年の歴史を持っています。
その長年のデータの蓄積と、日々改善を重ねてきたマッチング精度の高さにより、競合より頭ひとつ抜きん出た存在といえます。

 

親が亡くなったあとは、悲しみに暮れながらもさまざまなことを処理しなければなりません。
そんなとき、難しいことや手間のかかることを自分たちだけで抱え込むのではなく、その道に詳しい人を頼ることができるならこんなに心強いことはありません。

 

不動産の処分という大きな仕事だからこそ、こういったサービスを通じてベストな専門家を探し、スムーズに売却を進められるとよいですよね。

 

実家を売るべき3つの理由|親の家を片付ける最速の方法